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F1ニュース

投稿日: 2013.10.29 00:00
更新日: 2018.02.16 19:41

「“子どもたち”にF1は早すぎる」とスーティル


 フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、10代でF1のレギュラードライバーにデビューするのは早すぎると語ったとmotorsport.comが伝えている。

 来季のF1では、18歳のセルゲイ・シロトキンがザウバーからデビューする見込みとなっているほか、トロロッソも来季のドライバーとして19歳のダニール・クビアトの起用を発表している。

 現在30歳のスーティルは、来季のデビューが見込まれているこのふたりのロシア人ドライバーを指して、Speed Weekに対して次のように語った。

「(ふたりのF1デビューは)まだ早すぎると思う。彼らはまだ子どもたちだ」とスーティル。
「F1は非常にタフなビジネスだから、大人が採用されている。あまりにも早く(この世界に)入った場合、若い才能を摘んでしまうことになる。それは恥ずべきことだ」
「確かに、僕らの来年のカレンダーにはロシアが組み込まれているから、ロシア人ドライバーがいるのはいいことだ。ただ、これはちょっと危険すぎると思う」
「F1マシンをコントロールするのは簡単なことじゃない。特に今のタイヤではね。世界一速いクルマなわけだから、それは全員に対するリスクになる」

 ただスーティルは、そうした状況で速さを見せることができたドライバーこそがF1で成功できるのかもしれないと付け加えた。

「彼らが僕より速かったら、僕が間違っていたということだろう。ただ、そうした稀有な才能をもった1000人にひとりのドライバーが、F1で成功するんだろうね」