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F1ニュース

投稿日: 2009.10.07 00:00
更新日: 2018.02.15 15:43

【続報】クビカ、ルノーF1加入の正式発表に「昔から繋がりを感じている」


 ルノーF1チームは7日、現在BMWザウバーに所属するロバート・クビカが2010年にドライバーとして加入することを正式に発表した。ルノー加入が決まったクビカはリリースの中で「2010年にルノーF1チームに加入することができてとても幸せな気分だ。僕は2005年にワールドシリーズ・バイ・ルノーのタイトルを獲った時からチームとは繋がりを感じている」と喜びを語っている。

 30日に現在のルノーのドライバー、フェルナンド・アロンソがフェラーリに移籍することが明らかになり、空いているルノーのシートに誰が収まるのか注目が集まっていたが、チームが売却される予定のBMWザウバーから、キャリア1勝をマークしているクビカがその穴を埋めることとなった。

 チーム・プリンシパルのボブ・ベルはクビカと契約を結んだことについて「我々はロバートと来季の契約を結ぶことができて非常に興奮している。ロバートは2006年にデビューした頃から、彼の世代では最も才能あるドライバーのひとりとして我々の目には映っていた。彼は我々のマシンで来季輝いてくれることだろう。ロバートの加入はルノーに大いなる希望と目標をもたらしてくれるだろう」

 一方、ワールドシリーズ・バイ・ルノーのスカラシップを得てF1へステップアップを果たしてきたクビカは「2010年にルノーF1チームに加入することができてとても幸せな気分だ。僕は2005年にワールドシリーズ・バイ・ルノーのタイトルを獲った時からチームとは繋がりを感じている。この時、僕はバルセロナでルノーF1をテストする機会をもらったんだ。それが僕のF1デビューに繋がったんだ」

「ルノーには強い勝利へのメンタリティと彼らのフレンドリーさから来る心地よさが同居している。今はすごくモチベーションが高いし、来季グリッドの先頭に立ち、ワールドチャンピオンを争うことができると今から楽観視しているよ」

 今回のリリースの中では、ルノーのセカンドドライバーについては触れられていない。