更新日: 2018.02.16 13:39
ケータハム、資金集めを拒んだコバライネンを批判
ケータハムグループのテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインが、ヘイキ・コバライネンは2013年のシートを獲得するためにスポンサーを探すべきだったと示唆した。
ケータハムで3年を過ごし、高い評価を得てきたコバライネンは、今年は上位チームへの移籍を果たす可能性もあるとみられてきたが、結局はどのチームとも契約を結ぶことができず、今年はF1で走れない見込みとなっている。
ケータハムは長期的にF1活動を行うために資金を必要としているが、コバライネンはシートを獲得するために資金を探すことはしないし、自身のマネジメント会社にもそう指示していると公言してきた。大口スポンサーを見つけて上位チームで長期的に走れるのであればいいが、そうでなく小額の資金を集めて下位チームで1年だけ走っても意味がないと彼は主張している。
ガスコインはこういったコバライネンのアプローチは間違っていたとコメントした。
ケータハムはスポンサーを持ち込めるシャルル・ピックとすでに契約を結び、最終戦で逆転でコンストラクターズランキング10位の座を手にしたものの、長期的にF1に参戦し、中団チームになるためには、チームを確実に財政面で発展し得る状態にしなければならないと、ガスコインは語っている。
「非常に残念なことだ」とガスコインはCrash.netに対して述べた。
「ヘイキはとても才能のあるドライバーだ。だが昨年、彼のマネジメントは彼の扱いをうまく行わなかったし、彼も自分のためになる動きを全くしなかった。今は誰にとっても厳しい状況だ。彼はケータハムで3年を過ごし、多額のサラリーを受け取っていた。それに関してもっと敬意を示すべきだった」
ケータハムはまだピックのチームメイトについて発表を行っていない。