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F1ニュース

投稿日: 2010.01.29 00:00
更新日: 2018.02.15 17:46

ザウバー、フィジケラとハイドフェルドを選ばなかった理由を語る


 ザウバーのチームオーナー、ペーター・ザウバーは、ジャンカルロ・フィジケラとニック・ハイドフェルドは小林可夢偉のチームメイトとして有力な候補だったと認め、結局は起用に至らなかった理由について語った。

 ザウバーは2010年のレースドライバーとしてまず可夢偉を発表、その後ペドロ・デ・ラ・ロサとの契約を明らかにした。しかしデ・ラ・ロサはレースの現場から長年遠ざかっており、現役時代の評価もフィジケラやハイドフェルドほど高くなかったため、ザウバーの選択を疑問に思う声も上がった。その後、デ・ラ・ロサはサンタンデール銀行のサポートを受けることが明らかになったが、ザウバーはフィジケラとハイドフェルドを選ばなかった理由は他にあると述べている。

「我々はBチームではないが、ある程度の依存関係はある」とザウバーは、モータースポーツ・アクチュエルに対し、エンジンサプライヤーであるフェラーリからテストドライバーのフィジケラを起用するようプレッシャーがあったことをほのめかした。
「しかしレースドライバーに何か起こった場合は、フィジケラがフェラーリに乗ることになる。それは我々にとって好ましいことではなかった」
「ニックは我々のチームに7年間所属していた。しかし私は新しいスタートを切りたかった。彼の場合はそこがネックとなった」