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F1ニュース

投稿日: 2010.10.28 00:00
更新日: 2018.02.15 23:12

ザウバー、来季可夢偉でキミ&ニック時代の再現狙う?


 BMWザウバーのチームプリンシパル、ペーター・ザウバーが、来年の小林可夢偉に期待しており、2011年のラインナップは可夢偉とルーキーのセルジオ・ペレスという若いコンビになるが、心配していないと語った。

 F1フル参戦初年度の可夢偉は、今年、最初はペドロ・デ・ラ・ロサ、後半はニック・ハイドフェルドというベテランドライバーと組んでいる。しかしザウバーはGP2ランキング2位のペレスと契約を結び、来季はF1での経験が浅いコンビとなる。

「可夢偉は嬉しい驚きだった」とザウバーは英AUTOSPORTにコメントしている。
「我々のチームにおいては、ルーキーが経験あるドライバーよりもずっと多くのポイントを稼いでいるという事実が重要だ。(可夢偉は)来年またさらに前進するだろうと私は確信している」

 ザウバーは、過去に成功した経験から、ルーキーを過小評価すべきでないと思っており、他のチームもそういう考えを持っているようだと述べた。
「過去にはフランク・ウイリアムズはルーキーを好んではいなかったが、今年は(ニコ・)ヒュルケンベルグと契約し、彼はいい仕事をしている」
「ロン・デニスもそうだ。以前彼は常に(すでに結果を出した)スターを連れてきたものだったが、その後(ルイス・)ハミルトンを試し、大きな成功を収めた。(ルーキーに目を向けているのは)我々だけではない」
「2001年にはキミ(・ライコネン)とニックを走らせた。ニックはF1で2年目、キミはデビューイヤーだった。だがその年は我々にとって非常にいい年になった。選手権4位の座を獲得したのだ」