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F1ニュース

投稿日: 2010.02.02 00:00
更新日: 2018.02.15 17:51

ザウバー「初日はトラブルなく有意義な一日」。可夢偉は2日にC29初走行


 BMWザウバーF1チームは、2010年型車C29フェラーリをバレンシアでコースデビューさせた。走行を担当したペドロ・デ・ラ・ロサ、テクニカルディレクターのウィリー・ランプともに、トラブルなく有意義な一日だったとコメントしている。

 1日の合同テストで、デ・ラ・ロサは74周を走行し、1分12秒784という、フェラーリに次ぐこの日2番手のタイムをマークした。
「僕にとってとても有意義な一日だった」とデ・ラ・ロサは語る。
「マシンは最初から信頼性が高く、そのおかげで時間をロスすることなく完璧にプログラムを進めることができた。セッティング変更に対するマシンのリアクションもとてもいい。今日はニューマシンとチーム全員になじむことに重点を置いた。僕にとってはすごく久しぶりの復帰だったので、当然のことながら、これからもっともっといいドライビングを見せられるよ」

「今日の結果には全体的に満足している」とウィリー・ランプ。
「午前中にはインスタレーションラップから始め、メカニカルシステムのチェック、ベースランを行い、ハイドロリックシステム、フュエルシステム、ギヤシフトなどのチェックを行ったが、すべて正常だった。午後には基本セッティングのための作業をスタートし、データ収集を行った。今日は目だったトラブルがなく、有意義な一日だった」

 翌2日には小林可夢偉が新車を初ドライブし、3日は再びデ・ラ・ロサがステアリングを握る予定となっている。