1日、今シーズン初のF1合同テストがバレンシアのリカルドトルモ・サーキットでスタートし、各チームが見守る中、真新しい新車のエキゾーストノートがサーキットに響き渡った。
メルセデスGPとトロロッソが午前9時過ぎから相次いで新車をお披露目した後、午前10時にピットレーンがオープン。こちらも新車初披露となるウイリアムズをはじめとする7チームのマシンがコースに飛び出していった。
フェラーリはフィオラノで延期されたシェイクダウンを兼ねフェリペ・マッサが新車F10を初ドライブ、午前中は32周を走り1分13秒088をマークした。メルセデスGPはニコ・ロズベルグ、マクラーレンはテストドライバーのゲイリー・パフェットがファーストドライブを行い、BMWザウバーにペドロ・デ・ラ・ロサ、ルノーはロバート・クビカ、トロロッソはセバスチャン・ブエミがそれぞれ最初の走行を担当。ウイリアムズはルーベンス・バリチェロにFW32を託している。
テストは月曜日にもかかわらずグランドスタンド付近は混み合うほどの熱気に包まれている。各チームはこの後もインターバルをはさみ、夕方の午後5時(日本時間2日午前1時)まで走行を行う予定だ。