メルセデスGPペトロナスは1日、F1合同テストがスタートするスペイン・バレンシアで、2010年用のニューマシンMGP W01を初公開した。昨年までのブラウンBGP001と異なり空力面でも攻め込んだ印象が見られる。
午前8時50分、バレンシアの25番ピット前でチームプリンシパルのロス・ブラウン、そしてミハエル・シューマッハー、ニコ・ロズベルグの両ドライバーが出席し、メルセデスGPの最初のマシンとなるMGP W01が公開された。
カラーリングはすでに公開されていたものと変わらないものの、昨年レッドブルが使用したようなノーズの隆起などが目を引くが、特に目を引くのがエンジンカウル部分。コクピット上方のインダクションボックス付近の形状がこれまでのF1マシンとは大きく異なる。
ニューマシンは、メディアのフォトセッションの後、初走行の準備のためガレージに引っ込められた。この日はロズベルグが最初に走行し、その後、シューマッハーがステアリングを引き継ぐ予定となっている。