2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で、角田裕毅(レッドブル)は、ターン5〜6の通称ビルヌーブ・コーナーで宙を舞った末にバリアに激突する激しいクラッシュを起こした。これほどまでに激しいクラッシュは、筆者の記憶では角田がF1にステップアップしてから初めての経験だったと思う。
なぜ、角田はクラッシュしたのか。映像を見ると、ターン5の縁石に乗った瞬間、マシンの姿勢が乱れたように感じた。しかし、角田はそれは関係ないと言う。「ターン5でいつもより早くターンインしましたか?」という問いに、角田はこう答えた。