バレンシアで開幕した今シーズン初のF1合同テストは午前中のタイムが出揃い、まずはフェラーリのフェリペ・マッサがトップにつけた。
フェラーリの新車F10を初めて走らせたマッサは午前中に32周を重ね1分13秒088をマーク、幸先良くタイムシートのトップに躍り出た。それに続いたのはBMWザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサで、マッサからコンマ2秒弱の遅れながら上々の走り出しを見せる。3番手には、この日新車W01を初披露したメルセデスGPのニコ・ロズベルグでタイムは1分13秒543。マクラーレンはテストドライバーのゲイリー・パフェットが4番手タイムをマークした。
ウイリアムズを駆るルーベンス・バリチェロは午前中最多の42周を走行して5番手タイムをマーク。ルノーのロバート・クビカは1分15秒台のタイムで6番手。最下位となったトロロッソのセバスチャン・ブエミは10周の走行に留まっている。
メルセデスGPは午後からドライバーをミハエル・シューマッハーにスイッチしている。