レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2012.09.11 00:00
更新日: 2018.02.16 11:18

シューマッハー、引退後はメルセデスF1の幹部に?


 メルセデスのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハーはF1レースから引退した後にチーム上層部としての役割を担うことになるかもしれないと語った。

 シューマッハーとメルセデスの現在の契約は今季末までとなっているが、両者とも契約延長に関する決断は下されていないと述べている。
 先週、元F1チームオーナーで現在コメンテーターを務めるエディ・ジョーダンが、ルイス・ハミルトンがメルセデスに加入する見込みであると発言した。

 イタリアGPの週末、ロス・ブラウンは、2013年のドライバーラインナップは決定していないとの主張を繰り返したが、シューマッハーが将来チーム幹部になる可能性はあるとコメントした。

「その可能性はある」とブラウン。
「将来ミハエルがどういう役割を担うかという問題については、今検討すべきことではないため、細かいことを話し合ってはいない。ただ、ミハエルはモーターレーシングの経験が豊かで、優れた判断力も持っているため、いかなるチームにおいても貴重な存在になるだろう」
「彼が日常的な仕事をしたいかどうかは分からないが、チームに関わりたいとは思うだろう。彼はF1やレースを愛しており、マシンを開発したり、チームの仕事を見ることも大好きだ」
「将来も彼は強い関心を持ち続けるだろうし、いつかそういう日が来ると確信している。それが我々のチームで実現することを願っている」

 来季に向けてシューマッハーとのドライバー契約を継続するかどうかは、シューマッハーの意向だけで決定するわけではないとブラウンは述べた。
「彼ひとりが決めるわけではない。我々は一緒に解決法を探さなければならない。細かいことは話せないが、彼が残るかどうかはミハエルだけが決めることでも、我々だけが決めることでもない。一緒に決断を下す」