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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.08.07 00:00
更新日: 2018.02.17 02:03

ジネッタ、15年に向けてLMP3車両を開発


 イギリスのスポーツカーメーカー、ジネッタは、2015年に向けてLMP3車両を開発することを明らかにした。

 ル・マン24時間でクラス優勝を果たした経験も持つローレンス・トムリンソンが率いるジネッタは、LMP3車両開発のため、元ウイリアムズのイワン・ボールドリーが設立したレーシングコンストラクターのジュノ・レーシングを買収。その一環として、ボールドリーをジネッタの新たなテクニカルディレクターとして起用した。

 ウイリアムズでデザインエンジニアを務めていたボールドリーが設立し、プロトタイプカーやフォーミュラ・フォードのコンストラクターとして活動していたジュノは、買収によりジネッタの拠点であるヨークシャーに移転。ジネッタは来季に向けて、LMP3車両『ジネッタ・ジュノLMP3』を6台製作することを目指しているという。

「素晴らしいね。僕は本当にイワンが好きだし、彼は非常に重要だと考えている。そして、両社の間には素晴らしい相乗効果があるんだ」と語ったトムリンソン。彼は、2009年にジネッタ・ザイテックでル・マンに参戦しているほか、06年にはLM-GT2クラスで優勝を果たしている。

「プロトタイプカーのことはよく知っている。これは我々がこの分野に戻るいい機会だよ。他のカテゴリーでやってきたことと同様だし、ACOがやろうとしていることは、まさに我々が行っていることなんだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています