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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.01.19 00:00
更新日: 2018.02.16 21:11

デイトナ24時間に向けたBoP発表。DPの性能が抑制


 今月23日から始まるユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)開幕戦デイトナ24時間に向けて、デイトナプロトタイプ(DP)のパフォーマンスを抑制する形でBoP(性能調整)が実施されることが分かった。

 アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム・シリーズの統合により新シリーズとして立ち上がったUSCCでは、最高峰のPクラスの中で、DPとLMP2、そしてデルタウイングDWC13が戦うことになる。

 ただ、DPとLMP2間のBoPが整わないまま今月はじめに開催された公式テストでは、3日間を通してDP勢が上位を独占する形となっていた。今回の発表では、公式テストの結果を鑑みて、DP勢のリストリクター径が約3.5%縮小されることになった。

 USCCを運営するIMSAのテクニカル部門の代表を務めるスコット・エルキンズは次のように語っている。

「バランスが十分に取れていなかったんだ。DP勢の出力を抑えて、LMP2との少しのギャップを埋めようというのが我々が行っていることだ」
「比較的大きなラップタイム差があって、トップスピードの点でも差があった。出力の調整によって、少しでも釣り合いが取れることを願っているよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています