デイトナ24Hで負傷のギドリー、再度手術の見込み

　ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ（USCC）の開幕戦デイトナ24時間で発生したクラッシュにより負傷したメモ・ギドリーが、背中への外科手術を受ける見込みであることが分かった。

　25～26日に開催されたデイトナ24時間では、レース開始から3時間を前に、ギドリーのドライブするゲインスコ/ボブ・スターリングス・レーシングの99号車コルベットDPと、マッテオ・マルセリの駆るリシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリ458イタリアが激しくクラッシュ。ギドリーとマルセリはともに現地のハリファックス医療センターに搬送された。

　ふたりはともに意識を取り戻したが、ギドリーは25日夜に左腕と左脚への外科手術を受けていた。また、ゲインスコ/ボブ・スターリングス・レーシングの声明によると、ギドリーは背中の不安定骨折のため再度手術を受ける必要があるということだ。

「ギドリーには背中の不安定骨折もあり、退院の前に再度手術の必要があるでしょう」と声明には記されている。

　ギドリーは現在も病院の診断を受けているということだ。