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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.02.26 00:00
更新日: 2018.02.16 07:33

ニッサン、今季体制と新GT-Rをファンにお披露目


 26日、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーで、2012年のモータースポーツ活動を発表したばかりのニッサン/ニスモが、『2012年度国内モータースポーツ活動計画発表イベント』を開催し、今季のスーパーGTの体制、そして12年型ニッサンGT-Rをファンにお披露目した。

 24日金曜日に、USTREAMを使って2012年のモータースポーツ活動について発表したニッサン/ニスモ。2011年のスーパーGTでは8戦中5勝と強さを発揮し、S Road MOLA GT-Rがシリーズチャンピオンを獲得したが、このオフのテストでも順調にGT-Rを仕上げてきており、この日のイベントで公開された2012年仕様GT-Rにも、柿元邦彦ニッサンチーム総監督は自信をみせた。

「ライバルも必死に開発をしてきていると思うが、我々も負けてはいません。今年は規則が変更になり、昨年より40馬力程度上がっています。そのためエンジンを中心に改良を重ねてきました」と柿元総監督。

「エアロはライバルを牽制する意味でもまだ最終仕様ではありませんが、開発もすごく好調です。我々は連覇が目標。エンジンの出力向上、軽量化、空力の開発にぜひ注目してもらえればと思います」

 続けて登場したGT500クラスの4チームのドライバー、監督が登場すると、多くのファンが詰めかけた会場からは大きな拍手が。昨年のラインナップからはニスモのミハエル・クルムだけが変わったニッサン陣営だが、柿元総監督が語るとおり、ドライバーたちもオフのテストでも自信を深めたようだ。

 イベントではその後、柿元総監督、ニスモの鈴木豊監督、インパルの星野一義監督、KONDO RACINGの近藤真彦監督、MOLAの大駅俊臣監督によるトークショー、ドライバー8人によるトークショーが行われたほか、NDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)の紹介、そして今季GT300クラスに参戦するNDDP RACINGの長谷見昌弘監督、関口雄飛・千代勝正の3人が登場。今季に向けて意気込みを語った。

 会場には、08年チャンピオンマシンのXANAVI NISMO GT-Rのほか、ニッサンR391など多数のレーシングカーが展示され、レース気分一色に。これらのマシンは3月10日まで日産グローバル本社ギャラリーで展示される予定だ。