日産自動車/ニスモは24日に行われた2012年のモータースポーツ体制発表会で、今季のスーパーGT300クラスに、ニッサンGT-R NISMO GT3で参戦すると明らかにした。
今季、ニッサンが開発し正式にレース参戦が実現するニッサンGT-R GT3は、昨年のブランパン耐久シリーズでテスト的にレースデビュー。今季1月のドバイ24時間で実戦デビューを果たしていた。日本でもこれまで何台かのマシンが参戦することが噂されていたが、スーパーGT300クラスに、1台が参戦することが24日明らかにされた。
参戦チームは、これまでもニッサンが進めてきたドライバー育成プログラム、NDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)のチームとなるNDDP RACINGで、ドライバーには昨年の全日本F3のCクラスチャンピオンである関口雄飛と、Nクラスチャンピオンである千代勝正がコンビを組むことに。監督は昨年F3でNDDPの監督を務めた、長谷見昌弘監督が就任した。
ゼッケンは、過去にハセミモータースポーツが使用していた3を使用。車名はS Road NDDP GT-R、タイヤはヨコハマとなっている。今季は多くのGT3マシンがスーパーGT300クラスに登場する予定だが、フレッシュコンビが駆るGT-R GT3がどんな活躍をみせるのか注目したいところだ。