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F1ニュース

投稿日: 2013.12.24 00:00
更新日: 2018.02.16 20:51

“ポイント2倍”規則はエクレストンの圧力で決定


 発表以来不評を招いている最終戦のみポイントを2倍与えるというF1規則に関し、F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンがチーム側に圧力をかけて可決に持っていったことがわかった。

 9日、F1ストラテジー・グループおよびF1コミッションの会合において最終戦ダブルポイントに関して合意がなされ、FIAは「シーズン最後まで選手権に対する集中を最大限に維持するため」、2014年の最終戦ではドライバーズ、コンストラクターズ共にポイントを2倍与えると発表した。

 2013年にはセバスチャン・ベッテルが19戦中第16戦インドGPでタイトルを獲得、4年連続でチャンピオンの座についており、タイトル争いの決着をできるだけ遅らせたいとの考えからこのレギュレーションが導入された。

 F1チーム、FIA、フォーミュラワン・マネジメントのそれぞれの代表がポイント2倍案賛成に票を投じた。しかしエクレストンがテレビ局やレースプロモーターからタイトル決定をできるだけ遅らせるための策を講じるよう頼まれたとチーム側に伝え、このレギュレーション変更を支持するよう圧力をかけたことがわかっている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています