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F1ニュース

投稿日: 2012.09.26 00:00
更新日: 2018.02.16 11:37

マクラーレン、ハミルトンへの提示額を引き上げへ


 マクラーレンは、ルイス・ハミルトンとの来季以降の契約に関し、サラリーのオファー額をメルセデスと同等まで引き上げることを決めたようだ。

 当初ハミルトンがマクラーレンに残留するのは間違いないと見られていた。しかし世界的な不況の影響から現在の契約よりサラリーの額を引き下げたいマクラーレンに対し、メルセデスはハミルトンに非常に高額のオファーを行ったといわれている。

 ハミルトンはまだどちらのチームとも契約を結んでいないが、ある信用できる筋からの情報によると、メルセデスは1シーズンあたり約1,150万ポンドのオファーをしているが、マクラーレンも少なくともそれと同等の金額に引き上げることを決めたということだ。

 サラリー額で差はなくなった後は、個人スポンサーの面での自由度が問題になるという。マクラーレンでは個人スポンサー契約は非常に厳しく制限され、メルセデスの方が自由度が大きいが、それが満足できるレベルかどうかをハミルトンとマネジメントチームのXIXエンタテインメントが検討することになる。しかしマクラーレンはその問題についても譲歩するかもしれない。

 さらに金銭的問題を複雑にしているのは優勝ボーナスであり、メルセデスと契約すれば、マクラーレンほど優勝ボーナスを受け取れるチャンスは得られないものとみられる。