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F1ニュース

投稿日: 2009.07.28 00:00
更新日: 2018.02.15 14:21

マッサ、今季復帰は困難か。医師団は目のダメージを懸念


 ハンガリーGP予選のアクシデントによりケガを負ったフェリペ・マッサの治療に当たっている医師団が、レースへの復帰について判断するのは時期尚早であるとコメントした。

 ハンガリーGP予選走行中、ルーベンス・バリチェロのマシンから脱落したスプリングがマッサの頭部に直撃、マッサは病院に搬送された。マッサは頭蓋骨骨折を負い、手術が行われたが、現在安定した状態であると報告されている。

 マッサの手術を行った3人の医師のひとり、ロバート・ベレスは、マッサは左目にダメージを負っており、これがレーシングキャリアの続行に影響を与えるおそれがあると認めた。
「差し迫った命の危険がある状態は回避されたが、合併症によって再び命にかかわる状況になる可能性もある」とベレスは記者会見で述べている。
「現在彼は深刻ではあるが危険な状況ではなく、安定している」
「(彼が復帰できるかどうか)私には分からない。レースに関する彼の将来について何かを言うには時期尚早である。(我々にはまだ)このダメージの質が分かっていないのだ」

 医師団は、マッサが再びレースに出られるようになるにしても、今シーズン中の復帰は難しいのではと述べている。