マッサ「ハミルトンは無理な所で仕掛けてぶつけた」───フェラーリ日曜コメント

　2011年F1モナコGPの日曜決勝で、フェラーリのフェリペ・マッサはリタイアに終わった。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ　決勝リタイア
　こんな風にレースを終えることになってすごくがっかりしている。ハミルトンはロウズで僕を抜こうとした。あそこではそんなこと不可能だ。それで彼は僕にヒットし、僕をウエーバーの方にプッシュした。マシンはもはや正常な状態ではなくなり、ちゃんと走らせることができなくなった。そのためにトンネルの中で彼が僕のインに入った。僕は汚れた路面に追いやられ、バリアにクラッシュした。
　スタートではうまくマシンが滑りだしたが、1コーナーではウエーバーとフェルナンドが前にいた。僕はアウト側に行き、ロズベルグにインに入られてしまった。それによってトップグループについていくチャンスを逃した。ロズベルグのメルセデスの後ろで長い時間過ごさなければならなくなったんだ。今日僕らはコンペティティブだった。展開を考えると、僕は4位でフィニッシュできたはずだ。
　次はカナダだ。ここと同様にマシンが戦える状態だといいね。次もタイヤは同じソフトとスーパーソフトだという事実は、僕らにとっては確実にプラスだよ。