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F1ニュース

投稿日: 2011.05.07 00:00
更新日: 2018.02.16 02:11

リカルド「皆がこのコースの虜になる理由がわかった」───トロロッソ金曜コメント


 2011年F1トルコGPの金曜プラクティスで、トロロッソのセバスチャン・ブエミは1回目9位/2回目12位、ハイミ・アルグエルスアリは2回目14位、ダニエル・リカルドは1回目8位だった。

■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ フリー走行1=9位/2=12位
 午前中のセッションはうまくいった。コンディションが十分なレベルにはならなかったのでインターミディエイトは使えなかったが、エクストリームタイヤを履いて何周か走れたのは良かった。少なくともエクストリームタイヤの特性がよく分かったので、仮に日曜日に雨になったとしても、どのようにすべきかは理解できるだろう。この点以外も含めて、今日の内容には満足している。ただ、当然のことながらまだ金曜日だ。収集データを注意深く分析し、開幕3戦同様のパフォーマンスレベルを維持できればいいね。今日行ったタイヤの比較においては、ふたつのコンパウンドの違いがいつもより少ないように思えるが、結論を出すのは時期尚早だ。

ハイミ・アルグエルスアリ フリー走行1=-/2=14位
 今日はクルマに対するフィーリングが良くなかったので、明日に向けて準備すべき多くの作業が残っていると感じる。残りの週末に向けてもっと良いセットアップを見つけ出すことに集中する必要がある。何が必要なのかを分析し、データを調べていく。ただ、問題がどこにあるのか僕なりの考えはあるし、エンジニアも何をすべきか分かるだろう。今日はチームメイトと異なったセットアップを試したため、分析すべき多くのデータを収集できた。僕はタイヤの比較を行ったが、ハードタイヤの変更は正解だったようだ。ハードでのパフォーマンスは安定しており、これまでほどプライムとオプションに大きな違いがあるとは感じなかった。ふたつのコンパウンド間のバランスは改善されているようだ。

ダニエル・リカルド フリー走行1=8位/2=-
 イスタンブールのコースを走行するのはまったく初めてだったが、セッションはうまくいった。コース全域のアンジュレーション、そしてまったく異なるタイプのコーナーが続くこのサーキットがなぜ多くのドライバーを虜にしているのかがよくわかった。コンディションは理想的とは言えなかったが、ドライビングを楽しめた。冬のバルセロナテストに何周か走っただけで、今回がわずか2度目のウエット走行だったため、個人的にもとても役立った。ウエットでも自信を持って快適に走れたよ。エクストリームタイヤでのみの走行となり、インターミディエイト装着も考えたが、路面の水の量が多すぎた。2度目の走行前にセットアップの変更を行い、路面がさらに濡れてきたにもかかわらずラップタイムを向上させることができた。この情報がチームの午後の走行に役立ってくれればいいね。