更新日: 2018.02.16 13:00
レベリオン・レーシング、来季ALMSにフル参戦へ
今季WEC世界耐久選手権でLMP1クラスのプライベータータイトルを獲得したレベリオン・レーシングが、来季ALMSアメリカン・ル・マン・シリーズにフル参戦する意向を示した。
スイスに本拠を置くレベリオン・レーシングは、今季WECに2台のローラB12/60・トヨタで参戦。WECではHPD ARX-03a勢とバトルを展開し、第3戦ル・マン24時間では総合4位に食い込むなど健闘。LMP1クラスのプライベーターに与えられるFIAエンデュランス・トロフィーを獲得した。
そんなレベリオン・レーシングは今季WEC第7戦富士と第8戦上海の間のスケジュールで、今季ALMS最終戦となったプチ・ル・マンに参戦。総合優勝を飾っているが、チームでは来季ALMSにフル参戦を計画しているようだ。
チーム監督を務めるバート・ヘイデンによれば、WECでの活動は継続する予定で、ALMSには少なくとも1台を参加させる意向があるという。
「ALMSはレースで勝てるいい機会だと思う。だから我々はフルシーズンでのエントリーを計画しているんだ。ただ、何台走らせるかについてはまだ結論に至っていない」とヘイデン。
「もちろんWECにもまた出場するつもりだ。我々は3台のローラB12/60を所有しているが、3台をすべてALMSに投入することは現実的じゃない」
また、ヘイデンはドライバーラインナップについては「まだ何もドライバーについては発表できない。ペイドライバーよりも、トップレベルのドライバーに来て欲しいがね」としている。
今季レベリオン・レーシングはWECでニール・ジャニ/ニコラス・プロスト組、アンドレア・ベリッチ/ハロルド・プリマ組を起用していたが、ALMSプチ・ル・マンに参戦した際はベリッチ/ジャニ/プロスト組で参戦していた。