アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)の今季最終戦プチ・ル・マンは19日予選が行われ、レベリオン・レーシングの12号車ローラB12/60・トヨタがポールポジションを獲得した。テストセッション中にクラッシュしたニッサン-デルタウイングは復活を果たし総合11番手で予選を通過している。

 昨年まではインターコンチネンタル・ル・マン・カップの一戦として開催され、ALMSの中ではセブリング12時間と並ぶ重要なラウンドとも言えるプチ・ル・マン。今季シリーズ後半戦の開催をキャンセルしたヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)の一戦にもカウントされている。

 そんな中、今季のプチ・ル・マンのポールポジションを奪ったのは、先週WEC世界耐久選手権第7戦富士に参戦したばかりのレベリオン・レーシング。アンドレア・ベリッチ/ニール・ジャニ/ニコラス・プロスト組の12号車が、今季ALMSのトップを奪い続けてきたマッスルミルク・ピケット・レーシングのHPD ARX-03aをコンマ4秒差で抑えポールを獲得した。3番手につけたのはダイソン・レーシングのローラB12/60・マツダ。ダイソンのローラ・マツダは4番手にも入り、2列目を占めることに。

 LMP2クラスは、P1と同じくWECのレギュラー組であるOAKレーシングがポールポジションを奪った。ジャック・ニコレ/ベルトラン・バゲット/オリビエ・プラ組モーガン・ニッサンが、ALMSのレギュラーであるコンクエストのモーガン・ニッサンを抑えポール獲得。今回ダリオ・フランキッティ&マリーノ・フランキッティが乗り込む、レベル5モータースポーツのHPD ARX-03bが3番手につけた。ELMS勢のトップは4番手につけたグリーブス・モータースポーツのザイテック・ニッサンとなっている。

 また、今回ゲスト参戦しているニッサン-デルタウイングは、テストセッション時にクラッシュして横転。マシンに大きなダメージを受けたが、チームの努力により復活。LMP2クラスの2台を抑えるタイムをマークし、総合11番手につけた。

 大混戦のLM-GTEプロクラスは、今回シルバーのカラーリングとなったエクストリーム・スピードのフェラーリ458がクラスワン・ツーを獲得している。今季デビューしたSRTバイパー勢もここへ来てライバル勢同様のタイムをマークしてきている。

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