インディカー・シリーズで4度のチャンピオン経験を持つスコット・ディクソンが、世界耐久選手権(WEC)の一戦となる6月のル・マン24時間にフォード・チップガナッシから出場することになった。

 今年からWECのLM-GTEプロクラスにフル参戦するフォードは、シリーズ最大のイベントである第3戦ル・マン24時間に、WECを戦うチームUKから2台、WSCC(ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ)に参戦するチームUSAから2台の総勢4台体制でサルト・サーキットに挑む。

 フォード・チップ・ガナッシ・レーシングの名称でWEC全戦に2台の新型フォードGTを送り込む同チームは、今年初めにアンディ・プリオール、オリビエ・プラ、ステファン・ミュッケ、マリーノ・フランキッティという4人のフル参戦ドライバーを発表しているが、これまで未定にしていたル・マン24時間のフルラインアップを14日に発表。インディカーチャンピオンのディクソンとセバスチャン・ブルデー、ビリー・ジョンソン、ハリー・ティンクネルの4人が新たに加わることになった。

 デイトナ24時間で2度の優勝実績を持つディクソンは、チームUSAが走らせる69号車をリチャード・ウエストブルック、ライアン・ブリスコとシェア。ジョーイ・ハンドとディルク・ミュラーをラインアップするチームUSAの68号車にはブルデーが加入。ミュッケとプラを擁するチームUKの66号車にフォードの開発ドライバーも務めるジョンソンが加わり、プリオールとフランキッティの67号車にLMP2クラスの優勝経験があるティンクネルが入ることになった。

「今回に限っては、初めてのル・マンということで僕もルーキーだ」とディクソン。
「フォードGTでル・マンデビューを飾れることに興奮しているよ」
「フォードはル・マンの歴史において素晴らしい実績を残しており、この特別なプログラムの一員であることを誇りに思っている」
「私はドライバーとして1987年にそこでレースをしているが、それ以来戻ってくることをずっと夢見てきた。今回、フォードとその新しいGTマシンでレースができることは、そうした思いをより一層特別にしてくれる」

 フォード副社長のラジ・ナイールは、アメリカの巨人が「ル・マン復帰に際して、非常に強力なドライバーラインアップを手にすることになり、うれしい」とコメント。
「我々はすべての面で優秀かつ経験豊富なチームを築くとともに、ル・マンでフォードの歴史における新たな章を作り出すことに集中している」

 なお、ディクソンとブルデーは今週末に開催されるWSCC第2戦セブリング12時間で、GTLMクラスのフォードGT GTEをドライブ。また、ジョンソンとティンクネルはWEC開幕戦のシルバーストンと第2戦スパで一足早くチームに合流することになっている。

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