更新日: 2018.02.16 21:13
ロータスが新スポンサーを発表。ソレンセン加入か
ロータスが新たなスポンサーを獲得した。
チームは20日、デンマークの投資銀行サクソバンクと新たなスポンサー契約を締結したと発表。具体的な契約内容は明らかになっていないが、慢性的な財政不安を抱えるロータスにとっては、ひさびさにポジティブなニュースとなった。
この契約は、ロータスのジュニアドライバーとしてフォーミュラ・ルノー3.5に参戦していたデンマーク出身のドライバー、マルコ・ソレンセンのサードドライバー契約のウワサともリンクする。
2013年は4強の一角として印象的なパフォーマンスを披露したものの、給料の未払いなどでリードドライバーのキミ・ライコネンを失ったロータス。彼に代わるドライバーとして、昨季ザウバーで評価を高めたニコ・ヒュルケンベルグの獲得を目指したものの、契約に必要な投資グループとの交渉はまとまらなかった。
今季の新車も、最初のヘレステスト参加を見送るなど、一部ではチーム存続の危機にあるともウワサされていた。
「サクソバンクとの関係をスタートさせることになり非常に喜んでいる。彼らは、オンライントレードの分野で急成長を見せる投資のスペシャリストで、Team Tinkoff – Saxo(チーム・ティンコフ・サクソ)としてサイクリング最高峰の世界で強い支援を示してきた」とチームボスのエリック・ブーリエは語っている。
ロータスは、1月28日にスタートする今年最初の合同テストを欠席し、2回目のテストの前に2014年型マシンE22の発表を行うことを明らかにしている。