ロータスF1チームが、スペイン ヘレスで行われる1回目のプレシーズンテストを欠席することがわかった。
2014年シーズンを前にしたテストは1月28日にスタートするが、ロータスは、2014年型マシンE22を最初の合同テストで走らせないことを明らかにした。
ロータスのテクニカルディレクター、ニック・チェスターは、2月19日からバーレーンで予定されている2回目の合同テストの前に新車を発表する予定であると述べた。
「他のチームよりも少し新車の披露を遅らせるつもりだ」とチェスター。
「ヘレステストに参加することは我々の製造および開発プログラムにおいて理想的なことではないという結論に達した」
「バーレーンでのテストに参加する前にマシンを発表する。バーレーンでは代表的なコンディションでマシンの性能を試すことができるはずだ」
チェスターは、ロータスの新車はFIAに義務付けられたクラッシュテストのいくつかにすでに合格しており、残るはノーズクラッシュテストのみであると述べている。
「ロメイン(・グロージャン)とパストール(・マルドナド)のためにシャシーをすでに合わせてある」とチェスター。
「マシンを見たパートナーたちは、新たな技術上のチャレンジに対するさまざまなソリューションとレイアウトに非常に感心したと述べている」
合同テストを1回欠席すると貴重な走行時間を失うことになるが、チェスターは、E22のポテンシャルには大きな期待を感じていると語っている。
「データ上では期待を持てる結果が見えており、開発はいい形で進んでいる。とはいえ、他のチームが何をしているのか、全く分からないまま、懸命に作業を進めているのだが」
「レギュレーションが大きく変わる最初の年だ。各チームが全く異なる方向性でマシンを開発してくる可能性がある」
「我々エンジニアにとっては素晴らしいことであり、ファンにとっても同じであることを期待している。このチャレンジに対して我々は非常に優れたソリューションを採用したと考えている。E22が本格的にテストをスタートした時にもそう判断できることを願っている」