投稿日: 2011.04.21 00:00
更新日: 2018.02.16 01:58
更新日: 2018.02.16 01:58
今季F1のオーバーテイクはすでに150回。記録的な回数に
(オートスポーツweb)
今季F1では開幕3戦で約150回のオーバーテイクが行われたというデータが発表された。オーバーテイクを促進するための新レギュレーションが効果を発揮していると評価されている。
F1でのオーバーテイクを増やすため、2011年にはムーバブル・リヤウイングとKERSが導入され、ピレリタイヤもそれを意図してデザインされた。
フィンランドのTurun Sanomat紙の集計によると、中国GP決勝では63回のオーバーテイクが行われたということで、これは過去20年以上のドライコンディションにおけるレースでは最多だということだ。
マレーシアでは2010年は24回のオーバーテイクだったが、今年は56回のオーバーテイクがなされた。2008年の同グランプリではわずか5回しか追い越しが行われていない。
この2戦と比べると開幕戦オーストラリアGPでのオーバーテイクは29回と少ないが、それでも過去の同グランプリと比べると圧倒的に多い。
「新しい規則に関してはいろいろなことが言われてきた」とロータスのヘイキ・コバライネンが中国GPの後でコメントしたとF1SAが伝えている。
「僕は今年の規則は大成功だと思っている。レースは予想できないし、オーバーテイクも増えている。だから規則はうまく機能していると思う」