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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.03.29 00:00
更新日: 2018.02.17 06:57

嵯峨、WECテストを終え「全体的にポジティブ」


 今季、チーム・サード-モランドからWEC世界耐久選手権のLMP2クラスにフル参戦する嵯峨宏紀。2月のアラゴンで初めてモーガンEvo・サードのマシンに乗ったという嵯峨は、3月27日〜28日にポールリカール・サーキットで行われたシリーズ公式テストで自身2度目のテストに臨んだ。2日間にわたるテストを終えた嵯峨に、手応えを聞いた。

「LMP2クラスはバジェットキャップがあるせいで、セッションをフルに使って走ることができず、ピットで待っている時間が多かった。正直もっと走りたかったというのはありますけど、タイム的には良かったですし、予選シミュレーション時のマシンの戦闘力も高かったので、全体的にはポジティブですね」

 昨年のモーガンシャシーはアンダーステアに悩まされていたというが、今年の“Evo”パッケージではそれを克服すべくフロントのエアロなどに手が加えられている。そのエアロパッケージの確認などをしながら、「シルバーストンではフロントタイヤのデグラデーションが多いと言われているので、その対策もできました」と開幕戦向けの準備もできたようだ。