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F1ニュース

投稿日: 2012.11.22 00:00
更新日: 2018.02.16 13:01

才能重視のFインディア、スーティル選択の可能性も


 フォース・インディアのチームプリンシパル、ビジャイ・マルヤは、ニコ・ヒュルケンベルグの後任についてはまだ検討中であり、エイドリアン・スーティルは今も候補のひとりであると語った。

 ヒュルケンベルグは来年ザウバーに移籍することが決定している。ポール・ディ・レスタは残留する見込みであり、フォース・インディアは現在、彼のチームメイト候補についてベストな選択をするために時間をかけている。

 F1公式サイトのインタビューにおいて、ヒュルケンベルグの後任はすでに決めたかと聞かれたマルヤは、次のように答えた。
「今考えているところだが、急いではいない。来季の契約がなく、ニコの後任として我々が必要としているような才能があるドライバーは、今のGP2にもいないようだ。もう少し考えなければならない。今はそういう状況だ」

 選ぶための一番の条件は才能であるとマルヤは述べている。
「才能があることがはっきりしているドライバー、間違いなく速いドライバーが必要だ。ウチのチームのドライバーたちを見ていて分かったのは、互いに競い合うような状況がふたりから最大限のパフォーマンスを引き出すということだ。だからポールをプッシュできるドライバーを起用することが重要だ。そのため、エイドリアン・スーティルを戻すという選択肢すら検討している。エイドリアンは常に速かった。確かに1年F1から離れているが、それが大きなハンディキャップになるとは思わない。我々は慎重に探し、評価している。ドライバーはチームにとって非常に重要な存在だから、正しい判断を下したい」

 以前にもマルヤはスーティル起用の可能性を示唆したが、スーティル側は本格的な交渉は行っていないと語っていた。