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F1ニュース

投稿日: 2015.12.16 00:00
更新日: 2018.02.17 12:06

複雑すぎるF1規則「MotoGPに学ぶべき」と提言


 フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、現在のF1レギュレーションは弁護士でもなければ理解できないとし、破棄するべきだと主張した。

 この発言はグランプリごとの戦略に幅を持たせるため、ピレリが5種類目のコンパウンドを導入すると発表したことを受けてのもの。フェラーリが毎年行っているクリスマス前のメディア・ブリーフィングにおいてマルキオンネは、F1がMotoGPから学べることは何かという質問に答えた。

「F1のレギュレーションと二輪のレギュレーションには何の関連もない。ふたつのカテゴリーは、異なるアプローチをとっている。F1のレギュレーションを正しく解釈するためには弁護士が必要で、こんな形で続けていくわけにはいかない」

「新たなタイヤが追加されて、みんな満足そうだ。しかし、その他の追加事項についても満足かどうかはわからない。いまのレギュレーションは複雑すぎて理解不可能だから破棄するべきだと思う」と、マルキオンネは語った。