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F1ニュース

投稿日: 2013.12.30 00:00
更新日: 2018.02.16 20:56

重体のシューマッハー、頭蓋内圧迫の恐れも


 重体のミハエル・シューマッハーについて、病院側は彼が到着時、すでに意識のない状態だったことを明らかにした。

 シューマッハーは29日朝(現地時間)、フランス・アルプスのリゾート地メリベルでスキーをしている最中に転倒し、岩で頭部を負傷した。彼は一旦、ムティエの病院にヘリコプターで搬送されたが、その後、脳神経外科を専門とするグルノーブルの大学病院に移されている。

「シューマッハーは今日午前、メリベルで起きたスキー事故のため、12時40分(GMT11時40分)にグルノーブルの大学病院に入院した」と、病院の声明には記されている。
「彼は到着時、頭部にひどい外傷を負っており昏睡状態だった。そのため緊急の神経外科処置を必要とした」
「彼は、危険な状態のままである」

 現在、シューマッハーのもとには、一緒にスキーをしていた息子ふたりと妻のコリーナが寄り添っている。

 BBCのヒュー・ スコフィールドは、専門家の話として、シューマッハーは頭部の外傷によって頭蓋内が圧迫された可能性があり、緊急手術はそれを軽減させるものだったのではないかと語っている。

 ロイター通信は、シューマッハーの容態に関する詳しい情報は、月曜日まで待たなければならないと言う病院関係者のコメントを伝えている。