更新日: 2018.02.16 20:33
19歳のパリー、マクラーレンのF1テストをゲット
19歳のイギリス人ドライバー、マット・パリーが、今年のマクラーレン・オートスポーツBRDCアワードを受賞した。
今季のフォーミュラ・ルノーNECでチャンピオンに輝いたパリーは、日曜日の夜にロンドンで開かれた英国オートスポーツ・アワードで同賞を受賞。マクラーレンのマネージングディレクターであるジョナサン・ニールとBRDC会長のデレック・ワーウィック、英AUTOSPORTのピーター・ハイアムからトロフィーを受け取った。
今年25回目と伝統ある同賞に輝いたパリーは、BRDC(英国レーシング・ドライバーズ・クラブ)正会員の資格を得るとともに、アライのカーボン製レーシングヘルメット『GP-6RC』、賞金10万ポンド(約1690万円)、そしてマクラーレンのF1テストをゲットした。
「ファンタスティックだ。本当に素晴らしくて、何て言ったらいいかわからないよ」とパリーはコメントしている。
パリーを含む6名の候補者は、先月シルバーストンで2日間にわたる集中テストを受けている。彼らは、フォーミュラ2とメルセデスのDTMマシン、マクラーレンMP4-12Cでのドライビングテストに挑んだほか、フィットネスやシミュレーション、インタビューテストなどBRDCのドライバーとしての適正を判断された。
このマクラーレン・オートスポーツBRDCアワードは、その年の実績と今後の活躍が期待されるイギリスの若手ドライバーに贈られる賞で、過去にはジェンソン・バトンやデイビッド・クルサード、ダリオ・フランキッティなど蒼々たるメンバーが受賞している。