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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.01.14 00:00
更新日: 2018.02.17 05:21

AMR、新たに若手育成プログラムを創設


 アストンマーチン・レーシング(AMR)は、2016年シーズン以降の新たなワークスドライバー獲得に向けて、今年から若手育成プログラムを創設することを明らかにした。

 17歳から25歳のドライバーを対象としたこの育成プログラムでは、最大で10名がこのプログラムのもとで15年シーズンのGT3やGT4カテゴリーに参戦することになるという。

 若手ドライバーには、それぞれAMRのワークスドライバーが割り当てられ、シーズンを通しての評価を受けるということだ。AMRを率いるジョン・ガウは次のように語る。

「経験のあるドライバーと若い才能の組み合わせになる。ジョニー・アダムやリッチー・スタナウェイなどのドライバーに過去に行ってきたことを公式なものにするんだ」

 とはいえ、AMRとしては、このプログラム出身のドライバーたちをすぐにトップカテゴリーに投入することにこだわっているわけではないのだという。

「彼らをすぐに(WECの)97号車に乗せようとは思っていないよ。これは本当だ」とガウ。

「我々がジョニーとやってきたことを見てみてほしい。彼は今年ブランパンとイギリスGTのプログラムに取り組むんだ」

 なお、10名の若手ドライバーたちはプログラムの一部として体力面でのトレーニングやアドバイスも受けるほか、AMRのシミュレーターでの走行も行うことができるということだ。