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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.09.23 00:00
更新日: 2018.02.16 18:46

BES:バークがタイトル獲得。星野はクラス5位に


 ヨーロッパのGT3カーによる耐久レース、ブランパン耐久シリーズ(BES)の今季最終戦が22日、ドイツのニュルブルクリンクで行われ、ベルント・シュナイダー/マキシミリアン・ゴッツ/マキシミリアン・バーク組HTPのメルセデスベンツSLS AMG GT3が優勝。同時にバークがプロクラスのチャンピオンを獲得した。

 50台ものGT3カーが出場した今季のブランパン耐久シリーズ最終戦。ポールポジションからスタートしたHTPのメルセデスはレースの大半をリードしたものの、残り1時間というところでブレーキパッドの交換を強いられることになる。

 これで、HTPとともにタイトルの可能性をもっていたマルクVDSレーシングの3号車BMW Z4 GT3が接近。マキシム・マルタンのドライブでHTPを追いつめるが、ゴッツがリードし優勝。第3戦でポイントを獲得、スパ24時間で大量得点を加算したバークがドライバー部門のチャンピオンとなった。なお、チーム部門はマルクVDSがチャンピオンを獲得している。

 2位はマルクVDSのBMWで、3位にはARTグランプリのマクラーレンMP4-12C GT3が入った。今回のニュルでニスモ・グローバル・ドライバーエクスチェンジ・プログラムから初めてのBES挑戦を果たした星野一樹は、23号車ニッサンGT-RニスモGT3をドライブし、総合6位、プロクラス5位に入る活躍をみせた。

 ニッサンGTアカデミー・チームRJNとAFコルセ、TDSレーシングがチャンピオンを争っていたプロ-アマ・クラスは、AFコルセ、TDSレーシングがともにリタイア。ニッサンGTアカデミー・チームRJNがチャンピオンを獲得している。