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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.10.21 00:00
更新日: 2018.02.17 03:42

D1最終戦は末永正雄が勝利。高橋が初の戴冠果たす


 D1グランプリシリーズは18日、東京・お台場の特設会場でシリーズ最終戦となる第6戦が開催され、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)が総合優勝を飾った。また、この最終戦で高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)が自身初となるシリーズチャンピオンを決めている。

 いよいよ今年も最終戦を迎えたD1グランプリ。戦いの舞台はお台場に設けられた特設コース。今年は、2コーナーから先で大きく回りこんで再び2コーナーへ戻り、1コーナーに向けて逆走するというレイアウトのなかでバトルが展開された。『TOKYO DRIFT in ODAIBA』と名付けられた今回のイベントでは、18日にシリーズ戦、そして19日にはエキジビション戦が開催され、延べ1万3992人が集まり盛況を見せた。

 17日に行われた単走予選は、各マシンがふたつのグループに分かれて展開。後半のグループで上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY)が100.47点の高得点をマークし、予選を1位で通過した。

 18日の単走決勝も、ふたつのグループに分かれる形で展開。川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が100.45点をマークしてグループのトップに立つも、もう一方のグループを走った田中省己(SEIMI STYLE DRIFT with TOYO TIRES)が101.09点の高得点を記録。田中が初の単走優勝を果たした。

 一方、シリーズランキング首位で望んだ高橋は、単走で15位以上に入ればその時点で総合シリーズチャンピオン決定という状況だったが、ミスもあり22位に。王座決定は追走に持ち越されることとなった。また、今回の単走で4位に末永正雄が、単走シリーズチャンピオンの座を決めた。