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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.28 00:00
更新日: 2018.02.17 07:40

ESM、WEC投入のリジェJS P2をシェイクダウン


 WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦しているエクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)は27日、フランスのマニクールで2台のリジェJS P2をシェイクダウンし、テキーラ・パトロンカラーに彩られたマシンの外観も公開した。

 これまでアメリカを舞台に活躍し、今シーズンからはWECのLMP2クラスに2台体制でフル参戦しているESM。当初は新クローズドLMP2のHPD ARX-04bを投入する予定だったが、マシンの熟成を進めるために新車の導入を当面延期し、開幕戦には昨年まで使用していたARX-03bの2台体制で参戦していた。

 ただ、今季に向けてESMは、オンローク・オートモーティブ製のクローズドLMP2であるリジェJS P2を2台購入。HPD製のエンジンを搭載したパッケージで、WEC第2戦スパのエントリーリストに名を連ねている。

 ESMは、第2戦スパを週末に控え、マニクールで27日にマシンのシェイクダウンを実施。ウエットコンディションのもとでテストが行われ、チームのドライバーも6名全員が参加している。チームオーナー兼ドライバーのスコット・シャープは「ドライバー全員がリジェの構造と仕上がりに感銘を受けたんだ」と、良好に終わったというテストを振り返る。

「ドライバーは全員、(マシンに)どれほど信頼を築くことができたかを話していた。ウエットコンディションでも、マシンはとても洗練されていて、バランスがとれていたよ」