WEC世界耐久選手権の開幕戦シルバーストンでLMP2クラス3位を獲得したエクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)の30号車HPD ARX-03b・ホンダが、規定違反によりレース結果から除外されたことが分かった。これにより、クラス4位でフィニッシュしたの42号車ストラッカ童夢S103・ニッサンが、クラス3位に繰り上がっている。

 昨年まではアメリカを舞台に活躍し、今季からWECに2台体制でフル参戦しているESM。当初はHPD製の新たなクローズドLMP2であるARX-04bで参戦する予定だったが、マシンの熟成を進めるために新車の導入を当面延期。開幕戦には昨年まで使用していたARX-03bの2台体制で参戦していた。

 決勝結果から除外となった30号車HPDは、クラス5番手から決勝レースをスタートし、最終的にはG-ドライブ・レーシングのリジェ勢に続くクラス3位でフィニッシュ。フル参戦初年度の初戦から表彰台に上っていた。

 しかしレース後、30号車のマシン前後底面のスキッドブロックが規定の20mm以下であることが発覚し、レース結果から除外されることとなった。チームの声明によると、先月アメリカでセブリング12時間に参戦した後、「(WECの)規則に従うためにシャシーをモディファイした結果」として今回の問題が発生したのだということだ。

 これにより、クラス4位でチェッカーを受けていたストラッカ童夢が3位に繰り上がっているほか、ESMのもう1台となる31号車HPDもクラス7位から6位へと繰り上がった。

 なお、HPDの新車導入は延期となったESMだが、今シーズンに向けては2台のリジェJS P2を購入している。5月の第2戦スパからはリジェJS P2・ホンダの2台体制でシリーズに臨む予定となっている。

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