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投稿日: 2015.06.06 00:00
更新日: 2018.02.23 16:39

FEモスクワ決勝:ピケJr.完勝で王者へ王手


 ロシア・モスクワ市街地の中心部で行われたフォーミュラE第9戦モスクワePrix。昨年の9月に始まったフォーミュラE最初のシーズンも、モスクワを入れて残り3戦。チャンピオン争いはネルソン・ピケJr.(ネクストEV TCR)、セバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)の3人に絞られた感がある。

 現地時間12時から行われた予選では、アンドレッティのジャン-エリック・ベルニュがポールポジションを獲得。シーズン途中からの参戦だったにも関わらず、これで3度目のポールポジションと、速さを見せている。その後方にはピケJr.、ディ・グラッシ、ブエミと、ランキング上位のドライバーが並ぶ。ファンブースともこの3人のドライバーに与えられた。

 2.29kmのコースを35周して争われるモスクワePrix決勝レース。絶好のスタートを見せたのは、2番手スタートのピケJr.。1コーナーまでにポールポジションスタートのベルニュを交わし、一気に先頭に立つ。以下、ディ・グラッシ、ブエミが等間隔で続く。2周目以降、5番手に上がっていたダニエル・アプト(アウディ・アプト)のペースが上がらず、トップ4台からは徐々に引き離されていってしまう。その後ろにはジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)、ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)らが、数珠つなぎで続いていく。

 5周目からはピケJr.がスパートを開始。後続よりも約1秒速いペースで飛ばしていく。しかし、バッテリー残量はベルニュ以下とほぼ同じで、決してオーバーペースなわけではない。8周目にはピケJr.とベルニュの差が4.1秒まで広がってしまう。チャンピオンをピケJr.と争うディ・グラッシとブエミからすれば、早い段階でベルニュの前に立ちたいところだ。

フォーミュラE第9戦モスクワePrix決勝結果(暫定)
順位No.ドライバーチームタイム
199ネルソン・ピケJr.ネクストEV TCR43'18''867
211ルーカス・ディ・グラッシアウディ・アプト+2''012
39セバスチャン・ブエミe.ダムス・ルノー+11''050
423ニック・ハイドフェルドベンチュリ+11''548
527ジャン-エリック・ベルニュアンドレッティ+12''416
666ダニエル・アプトアウディ・アプト+25''626
777サルバドール・デュランアムリン・アグリ+28''960
855アントニオ・フェリックス・ダ・コスタアムリン・アグリ+30''529
98ニコラス・プロストe.ダムス・ルノー+31''556
1028ジャスティン・ウィルソンアンドレッティ+46''320
116ロイック・デュバルドラゴン+49''763
127ジェローム・ダンブロジオドラゴン+51''474
135カルン・チャンドックマヒンドラ+52''493
143ハイメ・アルグエルスアリヴァージン+55''810
1530ステファン・サラザンベンチュリ+56''715
1621ブルーノ・セナマヒンドラ+1Lap
1718ビタントニオ・リウッツィトゥルーリ+1Lap
1810ヤルノ・トゥルーリトゥルーリ+3Laps
1988アントニオ・ガルシアネクストEV TCR+3Laps
DNF2サム・バードヴァージン+11Laps
最速ラップ:ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ) 1'11''622

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