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F1ニュース

投稿日: 2015.05.17 00:00
更新日: 2018.02.17 08:03

GP直送:燃料追加タンク疑惑は謎のまま幕引きか


 スペインGPにおいて、燃料流量について新たな通達が出た。その通達が出されたのは公式予選が終了した5分後、午後3時05分。通達を出したのはFIA、送り先は全チームだった。しかし、通達の内容は一般には公開されなかったため詳細は明らかになっていない。ある情報筋によれば「燃料流入量が著しく増減するチームがあるため、最低流入量を毎時90kgに定めた」という内容だったようだ。いったい、どういうことなのか?

 数戦前からFIAは特定のチームの燃料流入量に注目。最大流入量はセンサーでチェックされているため、それを超えることはないが、不定期に大きく下回っていることに疑念を抱いていたという。そこに、あるチームから「特定のチームが追加タンクを使用しているのではないか?」という情報がFIAに入り、通達を出すことになったと見られている。

 すべて噂のレベルではあるが、不自然な燃料流入量を行っていたチームはフェラーリとザウバー、追加タンクの存在を疑ったのはメルセデスと言われている。