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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.05.31 00:00
更新日: 2018.02.17 00:19

GT-R×ミシュラン驚速! MOTULがSGT第3戦のPP獲得


 午前中に続き晴天の下迎えたスーパーGT第3戦オートポリスの公式予選。気温30度以上というコンディションの中、翌日の決勝に向け14時に公式予選Q1がスタート。GT300クラス、GT500クラスの順で15分ずつのQ1がスタートしていった。

Q1:
 14時にコースオープンとなったGT300クラスのQ1。1台ずつ思い思いのタイミングでコースインしていき、2周のウォームアップを経てアタックが展開されていく。午前中の公式練習でトラブルに見舞われたMUGEN CR-Z GTは無事にコースインを果たしたが、シフトのトラブルがあったStudie BMW Z4はこのQ1でコースインすることができなかった。

 ワンアタックめからコースレコードタイムが記録されていく中、Q1をトップタイムで通過したのは地元九州出身の井口卓人がアタックし、早々にピットに戻ったSUBARU BRZ R&D SPORT。2番手にはARTA CR-Z GTが続き、3番手には2014年仕様導入緒戦のTWS LM corsa BMW Z4が続いた。一方、昨年表彰台獲得のWAKO'S Exe Aston Martin、2連勝中のグッドスマイル 初音ミク Z4、上位進出の前評判があったSTPタイサンGAIA POWER GT-RなどがQ1敗退を喫することとなった。

 続いてコースオープンとなったGT500クラスのQ2だったが、開始直後はEpson NSX CONCEPT-GTが周回するのみ。残り7分というところで、続々と他の車両がタイムアタックに向けてコースインしていった。

 1〜2周のウォームアップの後、チェッカーに向けて続々とタイムが記録されていくが、残り1分30秒ほどというところで国本雄資がドライブしていたENEOS SUSTINA RC Fが、午前中にDENSO KOBELCO SARD RC Fがコースアウトしたのとまったく同じ形でコースアウト。タイヤバリアにクラッシュし、その時点で赤旗となってしまった。

 GT500のQ1は、残り3分というところで再開。赤旗提示時にアタックを完了していなかったマシンたちが一気にコースインしていく。ただ、ウォームアップは1周のみとなったため、やや厳しいアタックに。とは言え、ここで平手晃平のZENT CERUMO RC F、塚越広大のKEIHIN NSX CONCEPT-GTがタイムアップ! ZENTとKEIHINがQ2進出を獲得した。

 トップでQ1を通過したのは、柳田真孝がアタックしたS Road MOLA GT-R。2番手にMOTUL AUTECH GT-Rが続き、GT-R勢がワン・ツー。3番手にはKeePer TOM'S RC Fが続いた。NSXコンセプト-GT勢はRAYBRIG NSX CONCEPT-GTもQ1突破を果たし、2台がQ2進出となっている。