更新日: 2018.02.17 11:36
GT500:朝の走行はBS勢が上位独占。RAYBRIG首位
スーパーGT第8戦もてぎは15日、決勝日を迎え、朝のフリー走行ではRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがトップタイムをマークした。
前日の予選は、雨が強くなる天候の中、2ポイント差でランキング2位につけるMOTUL AUTECH GT-Rがまさかの予選Q1敗退で12番手となるなど、タイトルコンテンダーにとっては波乱の展開となった。
一夜明けた決勝日のもてぎも朝から雨。午前9時からのフリー走行開始時には小降りにはなっていたものの、前日に引き続きウェットコンディションのもとで30分間のセッションが行われた。
決勝レース開始時には雨が上がることも予想されているものの、開始直後から多くのマシンがコースへと向かったこのセッション。タイム上位では、前日の予選でポールポジションを獲得したKeePer TOM'S RC Fが走行時間折り返しを前に1分49秒968をマークして首位につけ、終盤までこの位置をキープする。
チェッカーに向けてカルソニックIMPUL GT-Rの安田裕信がトップにつけるも、その後のRAYBRIG NSXの伊沢拓也が1分49秒114をマークして首位に浮上。そのままこのセッションのトップとなった。予選3番手からの逆転戴冠を狙うRAYBRIG NSXはこのセッション、山本尚貴〜伊沢とつなげ、1分51秒台前後で周回。最終的には14周をこなしている。
2番手に入ったのは最後にタイムを上げたZENT CERUMO RC F。ランキング3位につけるZENT RC Fは、立川祐路〜石浦宏明とステアリングを握り、1分50秒〜52秒台のタイムを並べたが、石浦が最後の周に1分49秒676の2番手タイムをマークし、合計14周を走っている。
そして3番手はカルソニックGT-Rと、ともにチャンピオンの可能性を残す3陣営のマシンがトップ3を分け合うことに。カルソニックGT-Rは、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ〜安田の順で15周を走り、1分50秒〜51秒台のタイムを並べた。