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F1ニュース

投稿日: 2011.11.30 00:00
更新日: 2018.02.16 06:22

LRGP、キミの僚友にクビカの可能性も否定せず


 キミ・ライコネンと契約を結んだロータス・ルノーGPだが、ロバート・クビカのこともまだ諦めていないという。また2012年の契約を有するビタリー・ペトロフを起用するかどうか明らかでないことも認めた。

 今年2月にラリーで重傷を負ったクビカは順調に回復してきているものの、来季開幕戦に間に合う保証はなされなかったとルノーは発表、その後、29日にライコネンとの2年契約を発表した。

 ルノーはビタリー・ペトロフと2012年の契約を結んでいるが、ライコネンとの契約発表の際にチームメイトは明らかにされなかった。チームプリンシパルのエリック・ブーリエは、29日、もうひとりのドライバーについてはまだ決定してはいないと述べた。

「あらゆるシナリオか可能だ」とブーリエ。
「私は、ロバートと彼のマネージャーと、彼の復帰の時期について知るためにじっくり話をする必要がある」
「キミとの契約は発表した。用意でき次第、ふたつめのシートについても発表を行う」

 ペトロフと契約を結んでいるにもかかわらず、セカンドシートについて検討する必要があるということかとの質問に対し、ブーリエは「そうだ。だがすぐに決まる」と述べた。

 ペトロフのマネージャー、オクサナ・コサチェンコは、RIA Novostiに対し、ルノーから将来について決断するために10日間の時間を与えられたと認めた。
「今日の発表が行われた後、とても短い時間、つまり10日間が与えられました」とコサチェンコ。
「12月10日までに、ビタリーが残るのか去るのか決定することになります」

 ライコネンの来季チームメイト候補には、ペトロフ、今季のレースドライバーであるブルーノ・セナ、サードドライバーのロメイン・グロージャンのほかに、ルーベンス・バリチェロとヘイキ・コバライネンも含まれているものとみられる。

 ブーリエは、クビカがチームと長期的な契約を結ぶ場合に限り、彼に旧型のF1マシンやシミュレーターを使わせると述べている。

 クビカはフェラーリでテストを行う可能性があるとの報道もなされているが、フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリはそれを否定している。