更新日: 2018.02.16 16:14
Q1結果、マッサ出走ならず。ケータハムがQ2進出
F1第6戦モナコGPの公式予選Q1が行われ、ウイリアムズのパストール・マルドナドがトップタイムをマークした。タイム結果は以下の通りとなっている。
22台による20分間のタイムアタックで争われる予選Q1では、上位16台が予選Q2に進出することができる。小雨のぱらつくなか、セッション開始時の気温は17度、路面温度は23度を記録した。
セッション前に雨が降り、曇り空のもと不安定なコンディションとなったこのQ1。すべてのマシンがインターミディエイトタイヤを装着し、開始直後から多くが周回を重ねた。
時間の経過とともにコースコンディションが回復し、序盤は1分40秒前後だったタイムも、10分を切ると1分20秒台に突入。上位勢のほかにも、パストール・マルドナドやポール・ディ・レスタもタイムシート上位に名を刻むなど、最後まで予測のつかないめまぐるしい展開となった。
セッション残り3分というタイミングで、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分23秒台を記録してトップに立つと、最終盤に向けてさらにタイムが更新されていく。トップが次々と変わっていくなか、最終的には1分23秒452を記録したマルドナドがトップに立った。
FP3最終盤にクラッシュを喫したロメイン・グロージャンは、セッション残り4分という段階でマシンの修復を終え、Q2に進出した。一方、FP3でマシンに大きなダメージを負ったフェリペ・マッサは、修復が間に合わず、予選出走は果たせなかった。
また、一時は2番手に浮上していたディ・レスタは、最後のアタックを行えずにここで敗退。マルシャの2台、エステバン・グティエレスもQ2進出はならなかった。ケータハム勢は、シャルル・ピックが18番手に終わるも、ギド・バン・デル・ガルデが16番手に入りQ2に進出している。
■F1第6戦モナコGP 公式予選Q2 タイム結果&レポートはこちら
Pos. | No. | Driver | Team | Time |
---|---|---|---|---|
16 | 16 | P.マルドナド | ウイリアムズ | 1'23''452 |
10 | 18 | J-E.ベルニュ | トロロッソ | 1'23''699 |
6 | 3 | F.アロンソ | フェラーリ | 1'23''712 |
13 | 8 | R.グロージャン | ロータス | 1'23''738 |
9 | 5 | J.バトン | マクラーレン | 1'23''744 |
2 | 10 | L.ハミルトン | メルセデス | 1'23''779 |
3 | 1 | S.ベッテル | レッドブル | 1'24''243 |
1 | 9 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1'24''620 |
14 | 17 | V.ボッタス | ウイリアムズ | 1'24''681 |
7 | 6 | S.ペレス | マクラーレン | 1'24''682 |
12 | 19 | D.リカルド | トロロッソ | 1'24''852 |
8 | 15 | A.スーティル | Fインディア | 1'25''108 |
4 | 2 | M.ウエーバー | レッドブル | 1'25''352 |
11 | 11 | N.ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1'25''547 |
5 | 7 | K.ライコネン | ロータス | 1'25''835 |
15 | 21 | G.バン・デル・ガルデ | ケータハム | 1'26''095 |
17 | 14 | P.ディ・レスタ | Fインディア | 1'26''322 |
18 | 20 | C.ピック | ケータハム | 1'26''633 |
19 | 12 | E.グティエレス | ザウバー | 1'26''917 |
20 | 23 | M.チルトン | マルシャ | 1'27''303 |
21 | 22 | J.ビアンキ | マルシャ | No time |
22 | 4 | F.マッサ | フェラーリ | No time |