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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.04.28 00:00
更新日: 2018.02.16 15:44

SGT富士開幕! 公式練習はSC430がトップ5独占


 スーパーGT第2戦富士は28日、2時間の公式練習で幕を開け、ZENT CERUMO SC430がトップタイムをマーク。レクサスSC430勢がトップ5を占める展開となった。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムとなっている。

 朝から雲ひとつない青空に恵まれ、絶好の観戦日和となったスーパーGT第2戦富士の予選日。ゴールデンウイークということもあり、朝から多くのファンが富士スピードウェイのスタンドを埋める中、午前9時から2時間の公式練習がスタートした。

 富士スピードウェイでのレースは、伝統的にレクサスSC430勢が強さを発揮するコースではあるが、序盤からそれを裏付けるかのようにPETRONAS TOM'S SC430、KeePer TOM'S SC430がトップ2を占め、トムス勢がワンツーを組む。それに続いたのはMOTUL AUTECH GT-R、カルソニックIMPUL GT-RというGT-R勢で、序盤は上位7台はSC430とGT-Rが占める展開となった。

 セッションは1時間30分を経過したあたりで、最終コーナーに板状のパーツが落下したため赤旗中断。5分後に再開されたが、その10分後にクラスごとの専有走行がスタートするまで、GT500クラスの上位タイムは変動がなかった。

 終盤10分で行われたGT500クラスの専有走行では、チェッカー間際に向けて少しずつタイムが向上。そんな中、立川祐路駆るZENT CERUMO SC430が1分31秒台に突入すると、翌周さらにタイムを縮め1分31秒760という素晴らしいタイムを刻みトップで公式練習を終えた。

 ZENTに続いたのはジェームス・ロシター駆るPETRONAS TOM'S SC430。さらにDENSO KOBELCO SC430、ENEOS SUSTINA SC430、KeePer TOM'S SC430と続き、なんとSC430勢がトップ5を独占! GT-R最上位は6番手のMOTUL AUTECH GT-R、KEIHIN HSV-010の7番手がHSV勢の最上位となった。

 GT300クラスは、MUGEN CR-Z GTやPanasonic apr PRIUS GT、NAC攻殻機動隊ARISE DR PORSCHEなど序盤コースアウトがあったものの、開始1時間ほどまでは大きなアクシデントはなかった。しかし、途中S Road NDDP GT-Rの左リヤタイヤがストレートで破損し、リヤエンドの修理に見舞われるシーンも。

 序盤GT300クラスのトップにつけていたのは、千代勝正駆るDIJON Racing IS GT-R。それにホンダCR-Z勢が続く展開となっていたが、終盤トップに浮上してきたのは開幕戦ポールシッターのSUBARU BRZ R&D SPORT。それにMUGEN CR-Z GTが続く形となり、JAF-GT勢がワンツー。3番手にDIJON Racing IS GT-R、4番手にARTA CR-Z GT、5番手にマネパ ランボルギーニ GT3という展開となった。