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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.07.03 17:05

全日本ラリー:トヨタ、リタイアを喫するもマシンの進化に手応え。「ライバルと互角に戦える」

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ラリー/WRC | 全日本ラリー:トヨタ、リタイアを喫するもマシンの進化に手応え。「ライバルと互角に戦える」

 2018年シーズンのJRC全日本ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racingは、6月29~7月1日に行われた第6戦『2018 Sammy ARKラリー・カムイ』に参戦。初日にSSベストタイムを記録する好走を披露するも、アクシデントによりリタイアを喫した。

  モータースポーツの厳しい環境下で『人を鍛え、クルマを鍛える』ことを目的に、2015年からJRCに参戦しているTOYOTA GAZOO Racing。スーパーチャージャーを搭載する『TGR Vitz GRMN Rally』を第3戦丹後ラリーからJN5クラスに投入している。

 チームが挑む第6戦は、北海道ニセコ町を中心に開催されるグラベル(未舗装路)ラリー。11本のSSが用意され、SS距離は111.59km、総走行距離は425.13kmだ。

 SSの距離が100kmを超えるタフな一戦。「前戦を経てあらためて車両の実力を感じました」と語るドライバーの眞貝知志は、ラリー序盤からクラス2番手につける。そしてSS3ではステージベストタイムを記録する好走を披露していた。

 しかしSS4、スタート地点から約1kmの地点で轍に弾かれコースオフ。戦列復帰が難しく、チームは初日の競技続行を断念した。

サービスでマシンの修復を受けるTGR Vitz GRMN Rally

 マシンを修復し挑んだ2日目は雨。悪コンディションのなか眞貝は、SS8で橋の欄干にマシンのフロントをヒットさせてしまう。なんとか走行を続けるも、続くSS9でエンジンがストップ。ラリー続行が困難となり、チームはリタイアを決断した。


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