チーム監督の豊岡悟志は、「リタイアとなりましたがこれもラリーです」と語る。

「より上を目指して戦うのが競技ですし、その中で起きる様々な出来事で経験を積み、学びを見つけて今後に活かしていくことが、我々の活動の狙いです。チームとしては、リタイア後にラリーカーを回収に行く際の手配、人の動き、その後の修理作業など、スタッフが自発的に手際よく動けていました」

「TGR Vitz GRMN Rallyに関しても、ライバルと互角に戦えるところまで来ることができたと実感しています。次の段階として、ドライバーに気持ちよく乗ってもらえるクルマを作っていかなければならないと思っています」

回収した車両をサービスに運び込むメカニックたち

 ドライバーの眞貝は「予想以上に早くクルマが進化するなかで、少しでもいい成績でそれを証明したいという思いが、「絶対完走!」という気持ちを上回ってしまったことをドライバーとして反省しています」と悔しさを滲ませる。

「それでも、SS3ではベストタイムを獲得することができましたし、TGR Vitz GRMN Rallyはタイムを出せるクルマであるという可能性が確信になってきたと思っています。まだ開発中のパーツもありますし、色々なピースが揃えば、同じクラスのライバルと対等以上に戦えると思っています」

 次戦、JRC第7戦は福島県いわき市を中心に行われる『MSCCラリー in いわき2018』。8月24~26日に開催される。

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