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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.11.29 12:38
更新日: 2023.11.29 12:51

WEC、2025年は参戦枠を40台に拡大へ。シリーズCEOが見解「間違いなく実現させるつもり」

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ル・マン/WEC | WEC、2025年は参戦枠を40台に拡大へ。シリーズCEOが見解「間違いなく実現させるつもり」

 シリーズのCEOであるフレデリック・ルキアンによると、WEC世界耐久選手権は2025年にフルシーズングリッドを少なくとも40台まで拡張される予定だという。彼は、LMGT3チームが特定の定員イベントでガレージスペースを共有する可能性について現在、実現可能性の調査が進行中だと述べた。

 今週月曜日に発表された来季2024年のフルシーズンエントリーリストは、イモラとサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のガレージ数の関係で37台に制限されている。ルキアンは、2025年にアストンマーティン・ヴァルキリー・ハイパーカーとランボルギーニSC63の2台目が登場する可能性があるため、将来に向けてグリッドの拡大が検討されていると語った。

 同じようなコンセプトが来シーズンのLMGT3チームにも持ちかけられたが、給油装置を各チーム2台のクルマで共有する必要があり、レース戦略が損なわれるなどの理由から最終的には見送られている。

「オフィスでのこだわりのようなものだと言える」とルキアンはグリッドスペースの拡張について語った。「適切なバランスを見つけるのは本当に難しい」

「もちろん、私たちはすべての人々を受け入れる能力はない。この場合2025年には44台、もしくは45台の枠を用意することができるが、現在はすべてのチームと協議中だ」

「とくにGTでは2025年にいくつかのガレージを共有することで、グリッドを40台まで増やす可能性がある」

「2025年に40台を受け入れる。もちろん、これは我々が望んでいる方向性だが、考慮すべきパラメーターはたくさんある。それでも、私たちは間違いなく実現させるつもりだ」

 チャンピオンシップが収容できる最大台数について質問されたルキアンは、ル・マン24時間レースでの制限を指摘した。ル・マンでは最大62台がエントリーが保証されているが、このうち最低15台のLMP2マシンを考慮する必要がある。

「WECに参加するとル・マンはWECのラウンドのひとつであるため、もちろん自動的にル・マンの出場資格を得ることになる」と彼は述べた。

「ル・マンでは62台分のスペースがあるため、これにも注目しなければならない」

アストンマーティンは10月4日、アメリカのハート・オブ・レーシングチームと提携し『ヴァルキリー』で2025年のWECとIMSAに参戦する計画を発表した。
アストンマーティンは10月4日、アメリカのハート・オブ・レーシングチームと提携し『ヴァルキリー』で2025年のWECとIMSAに参戦する計画を発表した。

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