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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.05.05 12:49
更新日: 2017.05.05 13:05

WEC第2戦:可夢偉のトヨタ7号車が初日最速。ル・マン仕様で挑むトヨタ3台目は5番手

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ル・マン/WEC | WEC第2戦:可夢偉のトヨタ7号車が初日最速。ル・マン仕様で挑むトヨタ3台目は5番手

 5月4日、ベルギーのスパ・フランコルシャンでWEC世界耐久選手権第2戦が開幕した。走行1日目となる4日は現地時間11時45分からフリー走行1回目が、16時45分から同2回目が行われ、両セッションでTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉)がトップタイムをマークした。

 正午前に始まったフリー走行1回目でトップに立ったのはトヨタ7号車だった。7号車をドライブするマイク・コンウェイは、セッション開始早々1分57秒940を記録すると、これが全体のトップタイムに。

 2番手に入ったのはポルシェ2号車で、ブレンドン・ハートレーがコンウェイのタイムから僅か0.036秒差の1分57秒976を記録した。

 1分57秒台に入れたのは上記の2台のみ。3番手以降のポルシェ1号車、トヨタ8号車は1分58秒台のタイムで続く。

初参戦となるトヨタの3台目。9号車はル・マンで用いるローダウンフォース仕様のパッケージで登場
初参戦となるトヨタの3台目。9号車はル・マンで用いるローダウンフォース仕様のパッケージで登場

 初参戦となるトヨタのサードカー、9号車はル・マン24時間に投入するローダウンフォース仕様のパッケージでエントリー。初めてのセッションで1分59秒330をマークし、5番手につけた。

 なお、トヨタ9号車以外のマシンのエアロパッケージは開幕戦シルバーストンから変更されず。トヨタ7号車と8号車はハイダウンフォース仕様、対するポルシェの2台はローダウンフォース仕様での参戦となっている。

2番手につけた2号車ポルシェ919ハイブリッド
2番手につけた2号車ポルシェ919ハイブリッド

 フリー走行2回目は現地17時前から開始された。セッション前半はティモ・ベルンハルトがドライブするポルシェ2号車が1分56秒874をマークし、タイムテーブルの最上位をキープする。

 しかし、LM-GTEクラスのマシンがコースオフしたことによる赤旗中断からセッションが再開された直後、トヨタ7号車を駆る小林可夢偉が1分56秒369を記録。ポルシェ2号車に対してコンマ5秒以上の差をつけてみせる。その後、このタイムを更新するマシンは現れず、トヨタ7号車が走行初日をトップで終えることとなった。

 3番手以降のオーダーはポルシェ1号車、トヨタ8号車、トヨタ9号車とフリー走行1回目と変わらないが、それぞれ1秒前後のタイムアップを果たしている。

J.E.ベルニュがドライブし、LMP2クラストップタイムをマークしたCEFCマノーTRSレーシング
J.E.ベルニュがドライブし、LMP2クラストップタイムをマークしたCEFCマノーTRSレーシング


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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