●スティント
1回のドライビングスティントの最大時間は65分とする。この時間は当該車両のドライビングスティント終了時にセーフティカーがコースに導入されているか、フルコースイエローの運用中に限り、70分に延長される。
※ドライバースティントはピットレーン出口の計測ラインからスタートし、ピットレーン入口の計測ラインを持って終了とする。ピット滞在時間はドライビングの時間として含まれない。
●最大運転時間
各ドライバーの最大連続運転時間は180分とし、総運転時間の上限は270分とする。なお、各ドライバーの最低運転時間は60分とする。140分以上の連続スティント後には最低1時間の休息時間を義務付ける。
●ピットイン時間・通過速度
最低ピットイン時間を設ける。この最低ピットストップ時間は、大会において審査委員会よりブルテンで公示される。ピットレーン通過速度の上限は50km/hとする。
●ピット作業
ピットレーン作業エリアで、車両に対する作業ができるのは最大4名までとする。
A.給油作業における4名の内訳
-最大2名のメカニック:給油作業
-1名のメカニック:消火要員
-1名のメカニック:ドライバー交代時、フロントガラスとライトの洗浄/清掃、埃や草等をラジエーターグリルから除去、水ボトルの交換、ドライバーの手助け等
B.タイヤ交換におけるメカニック人数
-最大2名のメカニックで行なうこと。
-エアホールガンまたはトルクレンチは最大2個使用することができる。
●BOPの適用
全カテゴリー(JAF GT含む)に適用されるBOPは、競技性を高める事を目的として、SROモータースポーツグループとGTアソシエイションが協議して決定する。BOPはSROより発行され、主催者からエントラントに通達が行われる。
●指定タイヤメーカー
鈴鹿10時間耐久レースで使用するタイヤはピレリ社製のワンメイクタイヤとする。タイヤは市販されているタイヤでなければならない