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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.03 15:14
更新日: 2019.06.03 23:20

ル・マン24時間:トヨタ、テストデーを1-2で終える。ハートレーもTS050ハイブリッド初搭乗

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ル・マン/WEC | ル・マン24時間:トヨタ、テストデーを1-2で終える。ハートレーもTS050ハイブリッド初搭乗

 ル・マン24時間の舞台となるフランス、ル・マンのサルト・サーキットで6月2日、第87回大会の“テストデー”が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは8号車トヨタTS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ/ブレンドン・ハートレー組)が総合トップタイムをマークした。また、7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス/ハートレー組)も2番手タイムを記録し、トヨタの2台がタイムシートの最上段をワン・ツーで占めた。

 世界三大レースのひとつであるル・マン24時間レースに向けたプレイベントとして例年、6月最初の週末に行われるこのテストは、本番と同じ1周13.626kmのサルト・サーキット(ル・マン24時間サーキット)をレースウイーク以外で走れる唯一の機会となる。

 そのため、このテストデーにはトヨタを含む全62台が参加。各チームは2週間後の戦いに向けて準備を進めていく。2018年に初優勝を果たしたトヨタも日本メーカー初の連覇を目指すべく、7号車と8号車の2台トヨタTS050ハイブリッドを持ち込み、合計8時間のテストセッションのなかで空力、ハイブリッド・ブーストなど広範囲に渡るセッティングの確認を行った。

 今回、チームにはWEC“スーパーシーズン”を戦うレギュラードライバー6名に加えて、2019/20年シーズンからラインアップに加わるハートレーも帯同。今戦ではリザーブドライバーとして万が一のアクシデントに控えるル・マンウイナーは、本戦出場条件を満たすためTS050ハイブリッドに乗り込み、トヨタでの公式セッションデビューを飾っている。

 テスト後、ハートレーは「この素晴らしいサーキットを、四輪駆動&1000馬力のハイブリッド・レーシングカーで走ることができて、最高の気分だよ」とコメント。

「ちょっと残念だったのは、それは僅か3周で終わり、ピットに呼び戻されてしまったことだね。もちろん予定どおりで、分かっていたことだけど」

「このコースでのTS050ハイブリッドによる走行は本当に楽しかった! またドライブできる日が待ちきれないよ」

■ブエミ駆る8号車トヨタが最速。「まだ始まったばかり」と小林可夢偉

わずか3周ながら、トヨタTS050ハイブリッドで公式セッションデビューを果たしたブレンドン・ハートレー
わずか3周ながら、トヨタTS050ハイブリッドで公式セッションデビューを果たしたブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッド
TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッド
“本物”の前に並べられたトヨタTS050ハイブリッドのミニカー
“本物”の前に並べられたトヨタTS050ハイブリッドのミニカー
8号車に乗り込んだセバスチャン・ブエミ
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